ハッピープレゼン

プレゼンについて本気出して考えてみた。

場数を踏めば大丈夫!は
半分ホントで半分はウソ

プレゼンの指南書や経験者からのアドバイスとして、
「場数を踏めば大丈夫だよ」
という言葉がよく出てくるのですが、
あれは半分ホントで、半分はウソだと思います。

ホントの部分は、場数を踏む、つまり経験を重ねることで、
誰しも余裕が出てくるということです。
緊張が緩和されたり、動作がスムーズになったり、
冷静に状況を見たりできるようになることが多いです。
個人差はありますけどね。

ウソの部分は、漫然とただ場数を踏んでいるだけでは、
プレゼンのスキル向上にはつながらないということです。
慣れによって「やるつもりのこと」が
よりスムーズにやれるようになる可能性は増えます。
が、準備段階で意識していないことが本番でより良くできる、
なんてことはありません。偶然を抜きにすれば。

プレゼンは、正しいことを丸暗記して繰り返すことより、
その状況に合ったことを考えて実践することが大切です。
漫然とやっている毎回言動が違ってくるので、
うまくいったことを次回も確実に実行したり、
うまくいかなかったことを次回は確実に避けたりといった、
実践と検証に基づいた改善ができません。

大学の先生などで、授業や講演などで話し慣れてはいそうだが、
プレゼンがすごく下手な人がたまにいます。
慣れることで、印象の悪い言動も癖のような形で固定化し、
本人も自分で「うまくプレゼンできている」と思っている。
エライ先生なので、悪い点を表立って指摘する人も周囲にいない。
でも聞き手はずっと低評価をつけている・・というように。
こうなってしまうと厄介ですね。

プレゼンの上手な人は、他人のプレゼンもよく見ている気がします。
良いところを自分のプレゼンにも積極的に取り入れ、
拙い言動は反面教師としたり代案を考えたりすれば、
自分が舞台に立つのと似た形で、プレゼンのスキルは上がります。

場数を踏めば大丈夫!というアドバイスは、
繰り返しチャレンジする勇気と努力を後押しするもの。
どうせやるなら少しずつでもスキルアップするよう、
考えることと検証することを忘れずに。

Posted: 2011.09.25 | 固定リンク