話すことをきちんと理解している?
他人のプレゼンを聞いていて時々思うのが、
#そんな細かなテクニックを考える前に、
#そもそも「プレゼンする内容を理解しているか」を
#確認した方がいいんじゃないの?
ということです。
例えば、営業で自社製品の説明をする場面を考えてみます。
その製品のすべてを理解したうえで説明をする、というのは
現実には非常にまれなんじゃないでしょうか。
技術者でなければ詳しい仕様や仕組みはわからないし、
開発過程には一切関わっていないというのも多いはずです。
でも、プレゼンで聞き手が質問しようとすることは、
あなたの専門性や、配った資料の範囲にとどまるとは限りません。
その場で思いついたことを聞くし、当然答えを期待します。
そこでいい加減な返答をしてしまったら・・・。
別に、何も「すべての質問に完璧に答えられるように準備せよ」
とは言いません。だってそんなの無理です。
上司から渡された説明用資料を理解すればOKと考えるのではなく、
まず自分自身がその製品を理解しようと努力する、
プレゼンの聞き手が気にしそうなことを先回りして調べておく、
そういう姿勢が必要じゃないの?ということです。
そうすれば、ある程度の質問になら慌てずに答えられるし、
自分の言葉で自信をもって伝えられると思うんですよね。
比較されそうな何かを理解しておく
例えば、自分が開発したサービスや、
自分が思いついたアイディアをプレゼンする場合、
自分が作ったのだから理解は万全!ということもありますよね。
そういう場合も余裕綽々になるんじゃなくて、
既存の競合製品や、イメージが近いと思われそうなものを、
きちんと調べて理解しておくことが大切だと思います。
#それはアレとはどう違うんですか?
#それってアレみたいなものと考えればいいですか?
聞き手はこんなふうに、あなたの製品に対して、
既存の何かと比較して理解をしようとするかもしれなません。
聞き手が引き合いに出して考えそうなものを考えて、
それをちゃんと調べて理解しておく。
そして、両者の違いに触れながら自社製品の長所を語れば
聞き手も納得しやすいんじゃないでしょうか。
十分に知らないことは、わかりやすく説明できません。
説明した以上に理解してもらえる、と考えるのは虫が良すぎます。
あなたは、あなたのプレゼンの最初の聞き手です。
まずは自分がプレゼン内容をきちんと理解しているか、
冷静に自分に問いかけてみる。
それだけでも、プレゼンはずいぶんわかりやすくなるはずです。
Posted: 2011.08.01 | 固定リンク
